文豪スイング　　中島敦　『山月記』

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
本日は【120】バットを振りました。

文豪、中島敦の『山月記』
を読みながらバットを振りました。

『あらすじで読む日本の名著3』
より引用。出だしだけ。

中島敦『山月記』

隴西の李徴は博学で才能に恵まれ、天宝の末年、若くして官吏登用試験に合格、江南の官吏に任ぜられたが、自ら恃むところが多くて、協調性が乏しく、賤吏に甘んずるを潔しとしなかった。
ほどなく官を退いたあとは、故郷に戻って、人との交わりを絶って、ひたすら詩作にふけった。下更となって俗悪な大官の前に長く膝を屈するよりは、詩家としての名を死後百年に残そうとしたのである。しかし、文名は容易に上がらず、生活は日を追って苦しくなる。李徴はようやく焦燥に駆られてきた。

ピンクの10行を【言って振り】
5回繰り返し、50スイングでした。

李徴は博学で才能に恵まれ、
官吏登用試験に合格。

官吏になったが、協調性乏しく、
官吏に甘んずるを潔しとせず、

ほどなく官を退いた。
故郷に戻り、人と交わらず、

詩作にふけった。
詩家として名を残そうとしたが、

文名は上がらず、生活苦になる。
李徴は焦燥に駆られてきた。