素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

文豪スイング59 西田幾多郎

本日は160本バットを振りました。


皆さま、こんばんは。

 

どんどん更新時刻が遅くなっています。

 


本日は、文豪スイングを行いました。


素振り文武両道、史上初の「哲学」の分野です。

 

青空文庫より『善の研究西田幾多郎

【】カッコ内は、バットを振った累計です。


 第一編 純 粋 経 験   

第一章 純 粋 経 験 

経験するというのは
【5】

事実其儘に知るの意である。
【10】

全く自己の細工を棄てて、
【15】

事実に従うて知るのである。
【20】

純粋というのは、普通に経験といっている者も
【25】

その実は何らかの思想を交えているから、
【30】

毫も思慮分別を加えない、
【35】

真に経験其儘の状態をいうのである。
【40】

たとえば、色を見、音を聞く刹那、
【45】

未だこれが外物の作用であるとか、
【50】

我がこれを感じているとか
【55】

いうような考のないのみならず、
【60】

この色、この音は何であるという
【65】

判断すら加わらない前をいうのである。
【70】


《後略》


という事で、「素振りの数」という不純物が入っているため、


かなり読みづらくなっています。申し訳ございません。

 

整理整頓してみます。


「経験」とは以下の事柄を除外することです。


自己の細工

何らかの思想の交え

思慮分別

我がこれを感じているとの考え

この色、この音は何かという判断

 

とのことのようです。

 

「経験」と言えば


謡曲『ひと夏の経験』が思い出されますが、大人たちは直ぐその意味を詮索し始め、


純粋経験を逃してしまうのです。
もったいないです。


とはいうものの、とはいうものの、もしガス臭い匂いを感じたら、


直ちに元栓やコンロを確認しに行くことは、「哲学」より重要だと私は思います。

 

さてさて、この書物の続きからなのですが、急に難易度が高くなります。


ちょっとバットの「素振り」どころではなくなってきます。


ソクラテス好きの野球選手に道を譲りたいと思います。


そういう人が居られれば、野球界も威厳が保たれるというものです。

 

本日の素振りの概要

2020/06/29 素振りの本数 : 160 本
素振り収穫祭🎑
16:27 +90 本
🥣🥣🥣🥣🥣 🥣🥣🥣🥣
ふじや食品 味わい茶碗蒸し


文武両道スイング📚
21:37 +70 本
西田幾多郎善の研究
📝📝📝📝📝 📝📝

 

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西田幾多郎    1943年2月撮影

ウィキペディアより

 

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味わい茶碗蒸し

ふじや食品  福井県