素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

文豪スイング2、高野聖

本日は110本バットを振りました。


2020/02/10 素振りの本数 : 110 本
文武両道スイング📚
01:42 +60 本
📝📝📝📝📝 📝文豪スイング
泉鏡花高野聖


素振り収穫祭🎑
01:51 +50 本
🍹🍹🍹🍹🍹オリオン
ミニサワー


本日は『高野聖』という小説の冒頭部分を元に、バットスイングしました。


「高野」と言えば、「高野連」をついつい連想してしまいます。


高校野球ファンの方が、題名に釣られてこの小説を手に取って読む確率は、


0%でしょう。


しかし大型書店で、『高野聖』の本を野球本コーナーに置くと、


釣られる確率は上がると思いますが、どうでしょうか?


とは言え、実際にこんなイタズラはしません。ただの妄想です。

 

「編」「繰」10振り
糸偏の糸を狙って打つつもりでバットを繰り出すように振りました。


「見」「道」10振り
高めとやや低めに「目」があり、それらを目標に、交互に打つつもりで振りました。


しかし「道」は文武両道の道ですので親近感がわきます。


「手」「触」10振り
共通点は無いので、バットの手触りの感触を感じて、振りました。


「旅」「法衣」10振り
「旅に方位(法衣)は欠かせません」と駄洒落を言って、振りました。


しかし「法衣」は読めませんでした。


というか、何かヒネリのある読み方ではないかと警戒し過ぎました。


「衣」「袖」10振り
コロモそのものと衣篇が共通なので、この字を打つつもりで、袖を通して(裸ではなく)振りました。


今の時期、裸で生活できません。


「折本」「引っ張り」10振り
折本は長い紙を繰り返し山折り谷折りさせた、お経などが書いてある、アコーディオンのような本の事です。


アコーディオンは引っ張っても、バッティングはセンター返しで」と言ってバットを振りました。


というわけで素振りを敢行しました上で、改めて読んでみました。


残念ながら、本日はスラスラとは読めませんでした。


覚え方が、悪かったのだと思います。


しかしながら、私は、バットを振ったことは価値が有るとの考えです。

 

泉鏡花高野聖


参謀本部編纂の地図をまた繰開いて見るでもなかろう、と思ったけれども、余りの道じゃから、手を触るさえ暑くるしい、旅の法衣の袖をかかげて、表紙を附けた折本になってるのを引張り出した」


泉鏡花は初めて読みました。


なるほどそういう出だしですか。


いきなり「参謀本部」ですか?


さすが文豪だと思います。


掴みが見事です。


戦争小説なのでしょうか?


戦争は反対ですが、この先非常に気になります。


バットの素振りを抜きして、純粋に読書してみたいです。

 

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