素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

俳句スイング 81 俳句は超越主義ということについて

本日は170本バットを振りました。

皆様こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

今日は高浜虚子さんの俳句論でバットを振りました。

俳句の超越主義についての論評です。

『俳句の作りよう』より抜粋

⚾️俳句を解釈すると、超越主義と言うことができる。
⚾️小説等は人間の研究が重要目的であり、
⚾️人間の中に飛び込んで、
⚾️深く観察し、あまねく見て、
⚾️人と共に泣き、人と共に笑う、
⚾️ということをするのが目的。

⚾️俳句は人間社会とかけ離れ、
⚾️格段に高い地位に自分をおいて、
⚾️人間をも天然物と同一に見て、
⚾️俗情を離れ観察するようになる。
⚾️だから人生に対して超越している。
⚾️これが俳句が他の文学に比較して
⚾️格段の見地を有することになる。

⚾️この超越が俳句の大事な特色であるにかかわらず、
⚾️往々にして誤るようになっている。
というのは、
⚾️人生の超脱は、深く人生を味わい、
⚾️苦い、酸っぱい経験を積んだ上で
⚾️積んだ上で超脱した場合には、
⚾️そこに一種の尊敬すべき
⚾️底光のあるその人の見地ができる。

けれども未だ
⚾️人生経験もなく
⚾️辛酸も舐めないで、
⚾️若い時から俳句を作るために、
⚾️わけも分からずに
⚾️人生を俗世界と罵って、
⚾️高い所に立つのは最もよくない。
⚾️俳句がだんだん俗に陥って
⚾️一種の俳人臭味というごとき
⚾️臭き味のできてくるのは
取りも直さず
⚾️この根底のない超脱思想からくるのだと私は思う。

ボールの行は30行。言って振るを3回繰り返したので、30スイングでした。

ようやく、要約のときが来ました。

小説などは人間を読み、俳句は人間を超越する。
しかし人生の辛酸も舐めないで、
高い所に立つのは
根底のない超脱思想で良くない。

ということで、2つ句を比べます。
へご鉢の水まさりけり五月雨  虚子
湖の水まさりけり五月雨   去来
 
へご鉢は植木鉢のひとつで人間が身近です。湖は人間を超越してます。


本日の素振り文武両道の概要
2021/10/18 素振りの本数 : 170 本
文武両道スイング📚
01:57 +20 本
📄📄ペーパー投げキャッチスイング

02:05 +20 本
🦶🫁足心天突呼吸法スイング

17:54 +90 本
🎋🎋🎋🎋🎋 🎋🎋🎋🎋
俳句スイング 『俳句の作りよう』

22:23 +20 本
ツボスイング
🦵足三里
🙌腰腿点
👋合谷
👋胃・脾・大腸区
5スイングずつ

美味しスイング🎑
22:32 +20 本
🎑🎑あわしま堂
栗あん餅と草団子

f:id:suburikuroinu:20211018231050j:image 栗あん餅が見えにくいですが、食べてから撮影しようとしたので、撮れませんでした。

 

本日もどうもありがとうございました。