素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

文豪スイング 岡本綺堂『青い女』

本日は150本バットを振りました。

皆様こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。

わたくしは、この小説では、素振りをしたくなかった。

ということで、夏なので、怪談でバットを振りました。

そんなに怖くないです。

青空文庫より
中国怪奇小説集3 捜神記(六朝)
岡本綺堂

『青い女』

 呉郡の無錫(むしゃく)という地には大きい湖があって、
それをめぐる長いドテがある。

ドテを監督する役人は丁初といって、
大雨のあるごとに破損の個所の有無を調べるために、
ドテのまわりを一巡するのを例としていた。

時は春の盛りで、
雨のふる夕暮れに、
彼はいつものようにドテを見まわっていると、
ひとりの女が上下ともに青い物を着けて、
青いカサをいただいて、
あとから追って来た。

「もし、もし、待ってください」呼ばれて、
丁初はいったん立ちどまったが、
また考えると、
今頃このさびしい所を女ひとりでうろ付いている筈がない。

おそらく妖怪であろうと思ったので、そのまま足早にあるき出すと、
女もいよいよ足早に追って来た。

丁はますます気味が悪くなって、
一生懸命に駈け出すと、
女もつづいて駈け出したが、
丁の逃げ足が早いので、
しょせん追い付かないと諦めたらしく、
女は俄かに身をひるがえして水のなかへ飛び込んだ。

かれは大きな蒼いカワウソで、
その着物やカサと見えたのは青いハスの葉であった。

以上、句読点で区切り【言う振る】しました。2回づつ振って行き、50スイングで止めました。

本当は違う怪談でバットを振るつもりでしたが、あまりにも怖くて、削除されそうなのでやめました。

その題名を皆さまに教えて置こうと思ったのですが、思い出せません。

岡本綺堂さんなのは確かなのですが、何回探しても、見つからないのです。

もしかして、ハナから無い怪談を読んでいたのかも知れません。

したがって、恐ろしくなって来ました。美味しスイングはどうせ喉に通りません。今日は中止します。

 

本日の素振り文武両道の概要
2022/07/29 素振りの本数 : 150 本
文武両道スイング📚
15:47 +40 本
😁😁😁「楽しい」連呼スイング

17:05 +20 本
📄ペーパー投げキャッチスイング

19:59 +30 本
ツボスイング
🦵足三里 🙌腰腿点 🫁天突
10スイングずつ

20:38 +10 本
🎵カリンバ練習スイング『富士の山』
ソソミソラシドラ
しほうのやーまを

23:38 +50 本
文豪スイング 岡本綺堂
『青い女』


本日もどうもありがとうございました。