文豪スイング　岡本かの子　『巴里のむす子へ』第5回

皆様、ご機嫌いかがでしょうか。
本日は【140】バットを振りました。

文豪、岡本かの子さんの文章を読み、バットを振る第5回です。

結論的には、岡本太郎さんは、情熱と冷静の両方があった、ということです。

青空文庫より,

『巴里のむす子へ』途中から途中まで,
岡本かの子

「おかあさん、感情家だけではいけませんよ。生きるという事実の上に根を置いて、冷酷なほどに思索の歩みを進めて下さい」
　お前は最近の手紙にこう書いた。私はおまえのいうことを素直に受容れる。だが、この言葉はまた、おまえ自身、頑かたくなな現実の壁に行き当って、さまざまに苦しみ抜いた果ての体験から来る自戒の言葉ではあるまいか。とすれば、おまえの血と汗の籠った言葉だ。言葉は普通でも内容には沸々ふつふつと熱いものが沸いている。戒いましめとして永く大事にこの言葉の意味の自戒を保ち合って行こう。

つづく,

以下、素振り時のセリフは10行。
【言う振る】5回ずつ繰り返し。

母への手紙では、
感情だけでなく、

事実に根を置き、
冷酷な思索で歩めとある。

母は素直に受容れる。
だが、これは、おまえが、

現実の壁に行き当り、
苦しんだ自戒であり、

おまえの血と汗の言葉だ。
この言葉の自戒を保ち合おう。

とのことで、太郎さんの母への手紙は、
自分にも言い聞かせているのですね。

なので母と親子でいっしょに保ち合おう、ということのようです。

情熱家の岡本かの子さん。
情熱プラス冷静な岡本太郎さん。
というのが分かった気がします。

本日の素振り文武両道の概要。
2023/03/19 素振りの本数 : 140 本,
文武両道スイング,
【20】本,
ペーパー投げキャッチスイング,
📄📄,

【20】本,
鏡に笑顔10秒スイング,
😁😁😁,