本日の文豪スイングは「怪談」です。
私は「怪談」を階段で講演したいのですが、それはともかく、
私が野球少年の頃、と言っても36年前、18歳の頃を思い出しました。
その当時も毎日、バットの素振りをしていました。1年間丈けでしたが。
確か10ヶ月程経った頃、素振りに飽き飽きしていましたが、妙案が浮かんだのです。
バッティングは技術丈けではダメだ。精神力も必要だ。
そしてテレビドラマの『横溝正史シリーズ』を観た直後、夜に外でバットを振ろうと考えたのです。
テレビのやり口は、グロ映像やBGMを駆使して、恐怖心を煽りまくり、それはそれは怖かったです。
そして家の前へ出て、バットを振りました。
時々、風がひゅーっと吹いて、電柱に貼ってある看板が、カタカタカタカタっと鳴るのです。
その度ごとに、「ヒャー😵」と心の中で悲鳴をあげてました。
バットは唯一の武器ですから、決して離しません。
今思えば、今時こんなアホな高校球児がいるのでしょうか?
ということで、本日は250本バットスイングをしました。
2020/03/20 素振りの本数 : 250 本
文武両道スイング📚
01:37 +20 本
⛑⛑「安全第一」連呼
01:41 +20 本
😁😁「楽しい」連呼
素振り収穫祭🎑
01:53 +70 本
🍹🍹🍹🍹🍹 🍹🍹オリオン
ミニサワー7粒
02:00 +40 本
☕️☕️☕️☕️アサヒ ミンティア
コーヒー4粒
文武両道スイング📚
02:19 +100 本
📝📝📝📝📝 📝📝📝📝📝
文豪スイング
青空文庫より
『白い光と上野の鐘』 沼田一雅
「私は『白い光り』と『上野の鐘』の二題に就いて、ざっと荒筋丈けをお話しようと思う、真に凄い怖いというようなところは、人々の想像に一任するより外は無い。それに何うもこの怪談というやつは再聞のことが多い。その中でもまだあまり人に話したことのない比較的最も深い印象を与えられたものというと、突嗟の場合先ずこの二題を推す」
この怪談を元にバットの素振りをしましたが、次のようにしました。
「私は〜をお話ししようと思う」
とのセリフを言って➓本スイング。
「『白い光り』と『上野の鐘』」➓
「ざっと荒筋丈け」➓
(荒筋だけ、「丈」けと書くのか)
「想像に一任するより外は無い」➓
(「外は無い」内角を打つつもりで)
「何うも、再聞」➓
(どうも、またぎき、と読むのか)
「あまり人に話したことのない」➓
「比較的最も深い印象を」➓
(怖さを煽りますねー)
「先ずこの二題を推す」➓
(相当怖さの自信ありげです)
これで80本スイングしましたが、「エンタメ」ではなく「国語」として振りたいので、再度
「ざっと荒筋丈け」➓
「何うも、再聞」➓
を追加しました。
なにせ読み方の知らない、私の無知な領域なので、より印象づけるため、追加しました。
学童諸君も、中間テストで間違えた問題の正解を言いながら、素振りをして、期末テストに備えてみてはいかがでしょうか?