今週のお題「やる気が出ない」
本日は120本バットを振りました。
皆様こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。
やる気が出ないときは、どうにもしようがないと諭される文章がありますので、その文章を読みながら、バットを振りました。
青空文庫 幸田露伴
『努力論』より抜粋
本文の60%辺り
章タイトル「進潮退潮」の半ば
譬へば女子の夜に入りて人少き路を行くに、其の心に恐怖を抱きながらも強ひて歩を進むるやうな場合をば、努力して事に從つて居るといふのである。
若し其の女子が病母の危急に際して醫を聘せんが爲に、孝思甚だ深き餘り、たゞ速かに母の苦を救はんとするの念慮熾んにして走り、路次の寂寥をも意とする無くして行くとすれば、其のごとき場合を指して『氣が張つた』と人は言ふのである。
旧仮名遣いの為、わかりやすくしました。
女子が人の居ない夜道を行くとき
女子が人の居ない夜道を行くとき
恐怖心を抱きながら強く進む事を
恐怖心を抱きながら強く進む事を
努力しているという
努力しているという
母が病気で危なくなり
母が病気で危なくなり
母を救おうと医者に走るとき
母を救おうと医者に走るとき
夜道を恐怖なく走るなら
夜道を恐怖なく走るなら
このことを「気が張った」という
このことを「気が張った」という
努力より気の張りの方が上
努力より気の張りの方が上
ということで、親が倒れ、孝行の念が働くと、気が張るというわけです。努力などないとのこと。
努力論というタイトルで、努力について考察されている書ですが、努力が最高とは言ってません。
努力には恐怖や苦痛を伴うので、最上のものではない、「張る気」こそ最上ということが、この書のテーマであるようです。
とはいえ、これはひとつの論ですので、皆様方に置かれましては、もっと複雑な世界を生きておられると思います。
参考程度にしてください。
わたくしは、やる気の出ないときは、だいたいが、うまく行っているものと思い込み、やる気の出ないまま、努力せずに過ごしたいと思います。
そして何かことあるときは、張る気でもって、活躍しようと思います。
バットの素振りは上の赤い文の8行を5回ずつ唱えながら振りました。
本日の素振り文武両道の概要
2021/05/17 素振りの本数 : 120 本
文武両道スイング📚
01:22 +30 本
🎽🎽🎽着替えスイング
22:11 +30 本
ツボスイング
👋胃・脾・大腸区
👋手心
👋神門
👋陽谷
👋合谷
💪手三里
5本ずつ
22:19 +40 本
📝📝📝📝文豪スイング
幸田露伴『努力論』
美味しスイング🎑
22:27 +20 本
🍫🍫不二家
ハートチョコレート アーモンド
本日もどうもありがとうございました。