本日は150本バットを振りました。
最近、「ながら読書」という宣伝をよく見ます。即「広告をスキップ」をタップするので、最後まで見ませんが。
それでも言いたい事は、だいたい分かります。
バットを振りながら読書をしましょう、という事だろうと思います。
さて、文豪の森鴎外の作品に『高瀬舟』(たかせぶね)がありまして、それを元にバットを振りました。
まずは、あらすじです。
徳川時代の話です。
高瀬舟は高瀬川の小舟と言う事です。
京都の罪人を護送する小さな舟です。
どうも1舟に罪人1人のようです。
護送の役目は「同心」といって、今の警察に充たります。
これで2人が1舟に乗り込む事になりますが、それでは当然過ぎて、面白くないのです。
結局3人が乗ります。
3人目は罪人の親戚の中から1人選ばれます。
この3人目を乗せる事は、幕府には内緒🤫だそうです。
京都の奉行所が黙認し、幕府は知らずに罪人と同心だけと思っています。
この3人目の話が、史実なのか、分かりませんが、この話の盛り上げ方には
感心いたしました。さすが森鴎外。
高瀬舟というのは、こういう性質の舟なので、罪人と親戚の語らう話が豊富にあり、
その中でも選りすぐりのお話があるので、小説として発表するよ、と森鴎外さんが言うのです。
例えば罪人の叔母が、
「なんで、あんな事したん?」
罪人
「そらねー、おばさん、あんな事言われたら、誰かて気イ悪いで、云々」
と言うような話でしょう。
この先のことは、私には言えません。
バットを振りながら、読んで下さい。
青空文庫、無料アプリ有ります。ダウンロードできます、しかし著作権が切れたものばかりです。
「高瀬舟は京都の高瀬川を上下する小舟である。徳川時代に京都の罪人が遠島を申し渡されると、本人の親類が牢屋敷へ呼び出されて、そこで暇乞いをすることを許された。それから罪人は高瀬舟に載せられて、大阪へ回されることであった。それを護送するのは、京都町奉行の配下にいる同心で、この同心は罪人の親類の中で、おも立った一人を大阪まで同船させることを許す慣例であった。これは上へ通った事ではないが、いわゆる大目に見るのであった、黙許であった」
まずは意味の知らない言葉で振り
「遠島、流罪」と言って➓スイング
「同心、今の警察」➓
「暇乞い、別れの挨拶」➓
「高瀬川を上下する高瀬舟」➓
次に話の骨格を言ってスイング
「親類が牢屋敷へ呼ばれる」❺
「暇乞いを許されている」❺
「罪人は高瀬舟に載せられ」❺
「大阪へ回される」❺
「護送するのは、同心で」❺
「親類一人を同船させる」❺
「上へ通った事ではないが」❺
「大目に見るのであった」❺
以上、80本振りました。
それでは本日のトータルの内容です。
2020/04/11 素振りの本数 : 150 本
素振り収穫祭🎑
03:04 +20 本
🐉🐉龍角散
のどすっきりタブレット
文武両道スイング📚
03:08 +30 本
⛑⛑⛑「安全第一」連呼
03:26 +80 本
📝📝📝📝📝 📝📝📝
文豪スイング 森鴎外
03:29 +20 本
🏟🏟「梨田頑張れ」連呼