素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

短歌スイング26 『歌よみに与ふる書』2 源実朝について

本日は160本バットを振りました。

 

こんばんは、

いかがお過ごしでしょうか。

 

私は短歌を勉強したく、正岡子規の短歌論を読みながら、バットを振りました。

 


正岡子規が源実朝をたたえてます。
(その第2回)

 

青空文庫 『歌よみに与ふる書』

正岡子規  より

あながち人丸、赤人の

余唾を舐るでもなく、

もとより貫之、定家の

糟粕をしゃぶるでもなく

自己の本領屹然として

山岳と高きを争い

日月と光を競うところ実に畏るべく尊むべく覚えず膝を屈するの思い有之候。

古来凡庸の人と評し来りしは必ず誤なるべく、

北条氏を憚りて

韜晦せし人か

さらずば

大器晩成の人なりしかと覚え候。

 

青字が6つあり、5回ずつ「言う振る」を繰り返して素振り30本です。

 

結構、何を言っているのか分かりませんので、調べました。

 

源実朝さんと言う人は、
人丸さん、赤人さん
の余唾を舐るでもない
 【よだをねぶる でもない】
➡︎ヨダレをなめず

有名人の猿真似はしない、という事でしょう。


紀貫行さん、藤原定家さんの糟粕をしゃぶる でもない
 【そうはく をしゃぶる でもない】

➡︎お酒のカスをしゃぶらず

 

山岳と高きを争い
➡︎170cmの人間は相手にせず、3,000m級の山と争い

 

日月と光を競う
➡︎線香やロウソクの火の光を相手にせず、日光や月光と競う

 

ということが
畏るべく尊む
➡︎恐しく尊い


凡庸の人と評し来りしは必ず誤なる

➡︎平凡な人と評価されているが、そんなことは誤りです。


北条家に対し

韜晦【とうかい】せし人 か? 

 

そうでなければ 大器晩成の人。

 

韜晦せし人
➡︎自分の本心や才能・地位などをつつみ隠すこと。能ある鷹は爪隠す。

 

さらずば➡︎そうでなければ

大器晩成の人なり

(良いですねー、最後の ナリ)

 

以上、正岡子規さんは藤原定家に惚れてはりますね。

 

ということで、

「なめる」と「しゃぶる」の違いは、

 

私個人の想像ですが、

 

舌さえ触れれば「なめる」

舌と唇が触れれば「しゃぶる」

 

ではないかなー、と思います。

アイスキャンディーを想像しました。

 

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源実朝

源実朝像(『國文学名家肖像集』収録)

ウィキペディアより

 

この方、凄いです、お父さんが源頼朝、お母さんが北条政子。

 

そして鎌倉幕府の3代目征夷大将軍のとことです。

 

それでいて、亡き後、正岡子規に歌を称賛されるのです。

 

すいません、肝心の歌をあげることが出来ませんでした。

 

 

本日の素振り文武両道の概要

 

2021/01/05 素振りの本数 : 160 本

文武両道スイング📚

13:10 +20 本
😁😁「楽しい」連呼

 

13:13 +20 本
🖼🖼絵画鑑賞復習「甲州犬目峠」連呼

 

13:17 +20 本
🎋🎋俳句復習
「墨も濃くまづ元日の日記かな」連呼

 

13:32 +20 本
⛑⛑「安全第一」連呼

 

美味しスイング🎑

21:05 +20 本
🍓🍓アサヒ ミンティア
ストロベリー


21:27 +30 本
📝📝📝歌人 源実朝 評スイング
正岡子規による


21:38 +30 本
ツボスイング
🦶八風
🦵足三里
👋合谷
💪手三里
👂神門
😁百会

 

本日もどうもありがとうございました。