素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

短歌スイング41 悲しき玩具 石川啄木    ある山登りのこと

本日は110本バットを振りました。


皆様こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか。


今日も『悲しき玩具』を詠みながら、バットを振りました。


考へれば、
ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。
煙管をみがく。


今日ひょいと山が恋しくて
山に来ぬ。
去年腰掛けし石をさがすかな。


繰り返します。

考へれば、
考へれば、  2
ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。
ほんとに欲しと思ふこと有るやうで無し。 5
煙管をみがく。
煙管をみがく。 3

 

今日ひょいと山が恋しくて
今日ひょいと山が恋しくて   4
山に来ぬ。
山に来ぬ。 2
去年腰掛けし石をさがすかな。
去年腰掛けし石をさがすかな。 4


と言うことで20本の素振りでした。


欲しいものがあるようでないという歌と、山登りの歌でした。


20数年前。

京都、奈良の県境に、置笠山があり、JR置笠駅があります。

駅のすぐそばにスーパー銭湯があるから、「スーパー銭湯」に行きましょうと、同僚が私に言いました。

誘われるままに行きました。私は山があることすら知りませんでした。

駅に着くと、私はスーパー銭湯の方向へ向かおうとします。しかし、

「ちょっと、こっちに行きましょう」

同僚は違う方向を指差しながら、そちらへ行こうとするのです。

先にスーパー銭湯に入って待ってるからと告げるも、泣きそうな顔をされたので、仕方なくついて行きました。

同僚は坂道を上がって行きます。

後で分かったことですが、彼は置笠山の山頂にある、後醍醐天皇の城跡を見たいため、

スーパー銭湯をダシに、私を騙して誘ったのです。

何も知らない私は革靴だったのです。

置笠山は標高300メートルとは言え、心の準備の無い私は、苦痛でしかありません。

城跡の入り口に拝観料を入れる箱がありました。数百円とは言え、予定外の出費でした。

同僚は、箱を無視して中へ入って行きました。無銭です。

普通、私の分も出すのが筋でしょう。

しかし下山するときの、気持ち良さは格別なものがありました。

登山ってこんなにいい物だったとは、夢にも思いませんでした。

それ以来、登山はしていません。しかし死ぬまでに1回はしてみたい。

考へれば、
ほんとに欲しと思ふこと有り。

足三里のツボを押しながら登る、山頂でバットを振る。下山してスーパー銭湯に入る。

これですね。


本日の素振り文武両道の概要

2021/03/18 素振りの本数 : 110 本
文武両道スイング📚

04:40 +20 本
🏠🏠家の片付け

09:07 +20 本
ツボスイング
🦶八風
🦵足三里
💪手三里
👋合谷

10:10 +20 本
💼💼身支度スイング


22:07 +20 本
🎋🎋短歌スイング
悲しき玩具より


美味しスイング🎑

23:08 +30 本
🍣🍣🍣明治
にぎにぎ おすしやさんグミ

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本日もどうもありがとうございました。