素振り文武両道

バットの素振りが11年で56万本を超えました。

文豪スイング75 『痴人の愛』2

本日は60本バットを振りました。

 

こんばんは。

 

たった60本ですが、かけがえのない、

 

一期一会な素振りでした。

 

国語の素振りの時間でしたが、2回目となる、

 

痴人の愛

 

谷崎潤一郎さんの文章でバットを振りました。

 

前にも言いましたが『知人の愛』ではありません。

 

国語のテストでは、間違えないようにお願いします。

 

青空文庫より

 

痴人の愛』途中から。

 

彼女の歳はやっと数え歳の十五でした。

だから私が知った時はまだ

そのカフエエへ奉公に来たばかりの、

ほんの新米だったので、
一人前の女給ではなく、

それの見習い、───まあ云って見れば、

ウエイトレスの卵に過ぎなかったのです。

そんな子供をもうその時は二十八にもなっていた私が

何で眼をつけたかと云うと、それは自分でもハッキリとは分りませんが、

多分最初は、その児の名前が気に入ったからなのでしょう。彼女はみんなから「直ちゃん」と呼ばれていましたけれど、

或るとき私が聞いて見ると、

本名は奈緒美と云うのでした。

この「奈緒美」という名前が、

大変私の好奇心に

《後略》

 

太字箇所を3回読み3本バットを振りました。

 

小計30本でした。

 

15歳のウエイトレスは若いですねー。

 

昔はみんな、若い時から大人だったのでしょう。

 

私が15の頃は、喫茶店すら行った事がないと思います。

 

16歳で行きました。

 

同級生と行きました。残念ながら異性ではなく、異星人のような風貌の、男性でした。

 

我々は、ホモ

 

・サピエンスです。

 

もちろん、同性愛者では無く、

私は、どちらかと言うと、狙われる側、美少年寄りだと思います。

 

だからこうして、バットを振って護身しているのです。

 

同級生に尋ねました。

 

「喫茶店に行ったことあるの?」

 

私よりさらに美少年の彼が答えまして、

 

「あるけど、俺の家、喫茶店経営してるねん」

 

と言ってました。

 

なんかグダグダした話になりました。

 

 

本日の素振りの概要

2020/07/29 素振りの本数 : 60 本

文武両道スイング📚

 

19:46 +30 本
😁😁😁「楽しい」連呼

 

19:46 +30 本
📝📝📝文豪スイング

痴人の愛』      谷崎潤一郎

 

f:id:suburikuroinu:20200729212240j:image

1913年、27歳

ウィキペディアより